SEASON
第80回日本ダービー
 2013年5月26日、日本の中央競馬会が開催するダービーが80年目を迎えた。競馬を知らない人、やらない人にとってもダービーという名だけは知っているでしょう。一生縁の無い人もいる反面、競馬にいつも夢中な人もいる。ともかくこの世は人それぞれ、人生は多様である。今年は東京競馬場に13万の人が押し寄せたとはいえ、同じ時刻にこの場所に来ない人のほうが圧倒的に多いこともまた事実。ダービー直前のファンファーレに場内の全員の盛り上がりが最高潮になる。その一瞬の為に、この場に残って、歴史の瞬間を見届けようとしている。僅か2分程度の、あっという間に過去になってしまうことではあるが、その瞬間を楽しむために人は長い時間待ち続けているのです。今年は80周年を記念しての冊子、競馬博物館でも同様な冊子を配布していました。それらを見るにつけ、この歴史の重みと人々のドラマ、多くの名を残した馬達の存在が今のこの瞬間も期待してやまない人々の思いを表しています。此処に来た誰もが、第100回日本ダービーの瞬間を夢見る。毎年イベントはあるとはいえ、今年は少しお金をかけたのか、見る所の多い東京競馬場でした。
府中本町から通路を通ると必ず大きなレースではこうした看板が登場する。何度見てきたことか。 レースが始まる前のパドック。4階から見たところ。6時間後には最も人が集まる場所となる。
ゴールの装飾も、大きなレースごとに変えている。手前が芝で、向こうがダートのゴール地点。
買ったものが得られるこのメダル。これを得たいがためにずっと頑張っている人が多くいるというのも事実。
イングリッシュガーデンが登場。いつもはなんだかわからないスペースでしたが、美しいガーデンに多くの人が集まっていました。 府中本町からの入り口には朝からバグパイプをずっと演奏して、傍らに英国女性が賑やかに?はしゃいでいましたが。
パドック横のイングリッシュガーデン前で英国の近衛兵姿の楽隊が来たのでなにかと
ついていったら、演奏が始まりました。英国国家をしばし聞いていました。9時頃に
行われていたが、知っている人はそんなに多くない?ようでしたね。残念でした。
競馬博物館でも、東京優駿競走の展覧会でした。 あまりこの場所には行きませんが、歴代のダービー勝ちの勝負服などを展示していました。競馬場とは思えない場所?
白毛の馬は大きなレースを勝てないといわれています。芦毛といわれる種は灰色のまだらに見えるのですが、
歳をとってゆくにつれ、白くなります。若いうちからその白さがまぶしい子。残念ながら人気でも勝てませんでした。
お昼にはこうした楽団の演奏が大きなレースでは行われています。ずっと前からですね。 今年は大盤振る舞い?ダービーの歴史をしっかり振り返れ、その余韻も自宅で楽しめるものでした。次は100回かな。
 あれほど、待ち遠しかった瞬間も、既に過去のもの。人はもう次を話題とする。長く競馬を楽しんだ人でもこの瞬間を見ることなくあの世に行ってしまった人も多い。競馬のこうした祭事を人生の流れの一部として楽しめることが一番楽しいことなのかもしれない、、というのは競馬を楽しんでいる人でしょう。前にも言った様に、競馬には一生関係を持たない人もまた多くいるということも事実です。こんなわくわくすること、場所って無いのに、知らないのは残念ですね。どんな楽しみ方でもいい。自分の人生の中でのドラマの一つなのですから。いつかこの場に一度は立って半日を過ごすことでもいいんです。それは人生のほんの一瞬の事に過ぎないのですから。

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